プロぺシアの効果・効能

プロペシアとは、アメリカのメルク社が開発したAGA治療薬(男性型脱毛症治療薬)です。
有効成分はフィナステリドというもので、アメリカテキサス州からメキシコに自生すノコギリヤシの成分を研究し、化学合成したお薬です。

【効果・効能】
男性型脱毛症の主な原因としては、ジヒドロテストステロン(DHT)という物質が通常より多く生成され、毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体と結合すると、成長期の毛髪に対し、退行期と休止期へと移行する信号が出ます。すると、細い毛が増えたり、長く太い毛髪に成長する前に抜けてしまったりするのです。
プロペシアの作用は、AGAの原因となるDHTの生成に必要不可欠な5a-還元酵素を阻害することで、DHT生成を抑制します。この作用により、成長期が長くなり、細い毛髪にコシが出たり、抜け毛が減ったりするので、AGA改善に効果が期待できるのです。
しかしながら、円形脱毛症や抗癌剤等の薬剤性脱毛症には適応外となり、効果は期待できません。

【使用上の注意点】
効果を認めるまでには、継続的な服用が必要となります。3か月の服用で効果が表れる場合もありますが、効果が確認できるまでには、およそ6か月の連続投与が推奨されています。ただし、効果を認めても服用を止めると、AGAの進行が再び始まります。
有効成分のフィナステリドは前立腺癌の検査時の妨げにもなるため、前立腺癌で治療を受ける方は同製剤を内服中であることを医師へ伝える必要があります。

【副作用】
重大な副作用として、肝機能障害があらわれることがあるので、長期服用かつ個人輸入での使用の場合、注意が必要となります。
その他、頻度の少ないものとしては、勃起不全や、性欲減退が1%未満で起こっています。

【ジェネリック薬品】
プロペシアはバイアグラ等のED治療薬と同様に、薬価基準未収載薬なので健康保険の対象外となるため、安価なジェネリック薬品を購入される方も少なくありません。
国内医療機関でプロペシアを購入すると、1錠あたり250円かかりますが、インド制のフィンペシアでは25~32円に価格が抑えられます。
フィンペシアは医師の処方箋がなくとも個人輸入可能なお薬ですので、ミノキシジルとの併用を考え購入される方もいますが、服用タイプのものは安全性が確立されておらず、日本での発売認可が下りていませんのでお勧めできません。
しかし、外用薬のリアップやロゲインなどのミノキシジルを含むお薬は日本でも認可が下りているので安全にお使い頂けます。
また、日本ではリアップが大正製薬から発売されておりますが、ロゲインはリアップ発売前に、アメリカで開発・発売された初の育毛剤として知られています